1953-03-02 第15回国会 衆議院 本会議 第35号
義務教育全額国庫負担額の増加に五十六億円、預金利子等の課税撤廃、法人税、所得税等の軽減に百億円、及び傷痍軍人第七項症の恩給支出については、既定予算の操作によつてまかないたいと存じます。すなわち、その総額が千四億円となる次第であります。 これより各項目について簡明直截に御説明申し上げます。
義務教育全額国庫負担額の増加に五十六億円、預金利子等の課税撤廃、法人税、所得税等の軽減に百億円、及び傷痍軍人第七項症の恩給支出については、既定予算の操作によつてまかないたいと存じます。すなわち、その総額が千四億円となる次第であります。 これより各項目について簡明直截に御説明申し上げます。
その他義務教育費全額国庫負担額の増加、さらに民間資本の蓄積のための預金利子その他信託の利子所得等に対する課税を全廃し、法人税、所得税の軽減のために百億円を充てたい。
第三点は、手取り七千三百円支給に必要な経費並びに窮乏せる地方財政を救済するに必要な全額国庫負担額を合計すれば、約一千三百億円であります。この財源は、第一に大資本家救済費を根本的に削減すること、第二に、大口脱税を徹底的に民主的な方法によつて徴収することによつて、容易にまかなうことができるのであります。(「具体的にどういうふうにやるんだ」と呼ぶ者あり)共産党が政府をつくれば必ずやつて見せる。